2010/01/11スポンサーサイト
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わりとさくさく読める文章だけれど、登場する姉がやけに勘に触る。。。あと新聞社勤めの姉に好意を寄せる高山みたいな名前の人もやけに勘に触る・・・「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ 祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくるーー。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
外務省全体として広田外相は圧倒的に支持されていたが、若い人の間には、広田を不満とする向きもあった。とくに松岡や白鳥の流れを汲み、皇道が行こうを唱える若手たちは、外の時流と呼応し、外務省の「革新」を叫んだ。まるで、現代の日本に言われているような気になってしまうのは私だけだろうか。
広田は、彼等をきらった。
「目先ばかり見て、勢いのいいところにつこうとする。ああいう軽率な連中に国事を任せては、日本はどこへ行くかわからん」
と、憂えた。
特殊任務を帯びた外交官と誘拐犯との息詰まる頭脳戦を描いたサスペンス超大作!クリスマス目前のローマ。イタリアでのテロ予告を受け、一人の男がイタリ ア・ローマに降り立つ。その男の名は外交官・黒田康作。そんな中、街で一人の日本人少女が失踪する。警察の包囲網を撹乱する犯人グループ。一向に進展しな い捜査。様々な思いが交錯する中、全ての鍵はイタリア南西に位置する美しい港町・アマルフィにあることが分かるが…。今回もオダ様が本領発揮をなされて、お一人でテロ組織に立ち向かっていらっしゃいます。それはもうすがすがしいほど。細かいところに突っ込みを入れるなんて野暮なんでしょうね。でも・・・。